陰部のトラブルは、なかなか相談しにくく悩んでしまいがち。でも若い女性に限らず年配の人だって「陰部のかゆみや臭い」は誰でも経験しています。特に動きやすいけどピッタリしたパンツ類をはく機会が増えていますし、生理中のナプキンやパンティーライナーなどで陰部が蒸れやすくなっています。

こんな環境下ですからヘルペスや膣炎などの病気以外でも、湿気などで雑菌が増えてかぶれやかゆみの原因にもなります。またデリケートな所なので皮膚の弱い人やムレやすい季節は、洗浄力が強い石鹸などにも注意が必要となります。デリケートゾーン専用の低刺激石鹸を使うのがベストですね。

もう少し深刻なのが「スソワキガ」といわれる陰部の臭い。特に「男性からの印象」を気にする方も多いため、ただの「気にしすぎ」な場合がほとんどなのですが、確実にあるのも事実です。ワキガのように「手術すればよい！」という簡単な問題でもありませんので、悩んでいる人は多いのではないでしょうか？

強い弱いはありますが、日本人の約１割は「ワキガ」の臭いを発するアポクリン腺という汗腺が発達しているそうです。（欧米人ですと７割以上）原因となる細菌を繁殖させやすい環境を作らないように対策を考えましょう。手術は後回しにして、リスクのないワキガケアから試すのが良いと思います。医薬部外品の低刺激消臭クリームがおすすめです。